温泉分析書
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源泉名・泉質
源泉名 松倉湯の山温泉 測定者 単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉) -
湧出地における測定
測定年月日 平成20年10月15日 測定者 岐阜県公衆衛生センター 藤田裕志 泉温 28.4℃(調査時における気温15.8℃) 利用場所の温度 42℃ 湧出量 640L/m(採掘動力揚湯) pH値 8.2 知覚的試験 無色透明、弱い金属味、弱い金気味 -
試験室における測定結果
知覚的試験 無色透明、弱い金属味、弱い金気味 密度 0.9985 g/㎥(20℃) 蒸発残留物 341mg/kg(110℃) 電気伝導率 49.2mS/m -
検水1kg中の成分、及び組織
陽イオン成分 含有量(mg) 当量(mval) 比率(mval%) ナトリウムイオン 107.4 4.67 87.78 カリウムイオン 1.6 0.04 0.75 マグネシウムイオン 0.7 0.06 1.13 カルシウムイオン 10.8 0.54 10.15 鉄(||)イオン 0.2 0.01 0.19 陽イオン 計 120.7 5.32 100 陰イオン成分 含有量(mg) 当量(mval) 比率(mval%) フッ素イオン 8.8 0.46 8.55 塩素イオン 26.0 0.73 13.57 硫酸イオン 0.4 0.01 0.19 硝酸イオン 0.1 0.00 0.00 炭酸水素イオン 254.9 4.18 77.7 陰イオン 計 290.2 5.38 100 非解離成分 含有量(mg) 当量(mmol) メタケイ酸 35 0.45 メタホウ酸 3 0.07 非解離成分 計 38 0.52 溶存ガス成分 含有量(mg) 当量(mmol) 遊離二酸化炭素 4.0未満 0.09未満 遊離硫化水素 0.1未満 0.003未満 溶存ガス成分 計 0.0 0.00 ※成分総計 0.4489 g/kg
その他微量成分 アルミニウムイオン 0.01未満 マンガンイオン 0.006 硫化水素イオン 0.09 メタ亜ヒ酸 0.003未満 - 浴用の適応症神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
- 浴用の禁忌症急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
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入浴方法及び注意事項
(1) 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日あたり1回程度にしてください。その後は1日当たり2,3回までにしてください。 (2) 温泉療養のための必要期間は、おおむね2,3週間を適当です。 (3) 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり症状が現れることがあります。「湯あたり」の間は入浴回数を減らすか、入浴を中止してください。 (4) 以上のほか、入浴には次の事項について注意してください。 ア) 入浴時間は、入浴温度により異なりますが、初めは3分~10分程度とし、なれるに従って延長してください。 イ) 入浴中は、運動浴の場合を除き、一般には安静を守ってください。 ウ) 入浴後は、体に付着した温泉成分を洗い流さないでください。(湯ただれを起こしやすい人は、逆に浴後真水で体を洗うか、温泉成分を拭き取ってください) エ) 入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を保ってください。 オ) 次の疾患の方は、原則として高温浴(42℃以上)はご遠慮ください。高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病 カ) 熱い温泉に急に入ると、めまい等を起こすことがあるので十分注意してください。 キ) 食事の直前・直後の入浴はなるべく避けてください。 ク) 飲酒しての入浴は特に注意してください。 -
温泉の利用に関する情報
※入浴適温にするために加温にしています。
※温泉水のみ利用で、加水は行っておりません。
※資源の有効利用の為に温泉を循環し、濾過装置にて洗浄しています。
※温泉水の衛星保持の為、塩素系消毒剤を入れています。